iPhone3Gは既に100万台以上売れていて、売り切れで全く買えないわけだけど、これはappleの戦略だと色々なところで話題になっている。
もちろん僕もそう思っているが、それはそれでプロモーション戦略としてはうまいと思うし、なかなかできる戦略ではない。
出し惜しみをして常に売り切れ感を出すことで、ブランド力だけでなく、期待感も高めることができる。
購買欲求の高まりによって生まれるフラストレーションはあまり悪い方向には働かないと思うし、大きな問題にはならないだろう。
問い合わせに対応しなくてはならない実店舗の人間にしてみれば勘弁してくれって感じだろうけど。
(何度も電話してすみません)
ゲットできなくて悔やんでる人も多いかと思うけど、ゲットできていない人には実は色んなメリットがある。
例えば、購入者のレビューを見ることができるし、App Storeで有償のアプリケーションをダウンロードする際も、既に人気のものを中心に落とせるから失敗が少ないだろう。
二番手は何かとお得なのだ。
とはいえ、App Storeで色んなアプリケーションを見ていると、ホント早く欲しいけど…
それにしても、100万台売れた結果に対し、app storeでは3日間で1000万件もダウンロードされたらしい。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0807/15/news024.html
単純計算で、1台当たり10個のアプリケーションが入っているというわけだ。
試しに色々落としてるユーザーが多いとしても、これはいい数字だと思う。
appleがSDKを公開した時、iPhone用アプリケーションの開発に踏み切る企業は多いと思ってたけど、案の定多かった。
そりゃそうだよね。
世界中のiPhone/iPod touchユーザーに課金できるチャンスができるのはもちろん、ブランディングにもなるわけだから。
けっこうくだらないアプリケーションもあって、意外に話題になったりしてるので、どんな企業にもチャンスはあるでしょう。
様子見の企業は絶対多いわけだから、後発アプリケーションにも期待大。
ってか、僕も考えてリリースしたいところです。
一方で、そういった部分に目を向けていない、これからも目を向けない企業も多いと思うけど、何かつまんないよね。
ま、ネット系のビジネスなんてまだまだ開拓フェーズだし、そんなもんか。
だからこそ楽しいんだけどね、この業界は。
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