AMO'S STYLEが去年から行っていた企画「究極のランジェリー開発プロジェクト」。
とうとう下着が開発されたようです。(すごく長い時間かけてる)
ユーザーに向けて様々なアンケートを実施した後、「ログとも」(携帯SNS)内にコミュニティを設置。
そうすることで、ユーザーを繋ぎ止め、「商品作りに参加している」という一体感を出す。
・・・っていうのはさすがに言い過ぎだけど、アンケートに答えたりしたらそれなりに気になるものですよね。
今回のテーマでもある「彼氏をメロメロにする!」というキャッチーでどことなくスイーツ(笑)な見せ方はとても良いと思います。
どれだけ話題になり、どれだけ売れるかはわからないけど、WEBを通してユーザーを巻き込む流れとしては王道スタイルではないでしょうか。
(ここから余談)
でも僕はこの企画に関しては「ある要素」が足りなかったんじゃないかな、と思っています。
それは「男の目線」。
このような企画もそうだし、雑誌での消費者の煽り方もそうだけど、特に女性ファッションにおいて、男の目線、男が好むものというのは、本当にちゃんと考えられているのでしょうか。
どうも僕にはまったく考えているように見えなくて、引きの強いキャッチコピーとかわいいモデルで釣っているように思える。
(別に常に男目線を考慮しろと言ってるわけではないです)
ブランドイメージに抵触するデリケートな部分かもしれないけど、この企画であれば僕は間違いなく男性にたくさんアンケートを取るだろう。
そして、それによって見える男性の趣味嗜好を分析結果として女性に見せ、その結果をもとに下着を製作する。
それでこそ「彼氏をメロメロにする」という説得力が持たされるのではないだろうか。
もちろん、これは男である僕の考え方に過ぎなくて、女性ファッションはけっこう男が足を踏み入れられない、女だけの世界があるのも事実だと思う。
でも例えば今回の企画に限って言えば、そのような男性の視点を取り入れ、男性もプロジェクトに参加していたのならば、男性発信のバイラル効果もかなり見込めたはず。
まぁ、僕自身が下着の市場に詳しいわけではないので、実現可能性が高いのかどうか、そこにどんなリスクがあるのかわからないけれど、もっとキャッチーにできたんじゃないかなって。そんなことを思いました。
ちなみに僕はブラックがいいです(笑)
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