雑誌って買ってますか?
僕は男性ファッション誌も最近はあまり買わなくなりました。
一応スイーツ(笑)研究のために「CanCam」は毎月買ってますが。
いや、エビちゃんやマキちゃんを好きだからという単純な理由だけではなくて(それもありますが)、やっぱり女性ファッションってホントに一大ビジネスだし、実際女性がネットショッピングで服を買いまくっている現状や、東京ガールズコレクションのあの盛り上がりは見逃せない。
だから女性ファッションのトレンドはしっかり追って、何らかのビジネス展開をしようと思っていたり・・・
まだまだやれることはたくさんありますからね。
話は逸れましたが、雑誌ってとにかく売れ行きが急下降ですよね。どんどん休刊になってるし。
で、窮地に追い込まれた雑誌は方向性をネットに向け始めました。
既にその流れは始まっていますが、これからもどんどんオンラインメディアとの接触を増やしていくことでしょう。(もちろんDRM等の問題はありますが)
僕の運営しているメディアも雑誌社との関わりが多くなってきたけど、ゴールをどこに置くべきなのかはよく考えるべきだと思っている。
つまり、雑誌社側はメディアを使って結果的にどうしたいのかということだ。
ここで単純な発想をすると、「プロモーションをして雑誌購入させる!」っていうゴールに落ち着く。
これでよいのだろうか?
雑誌や新聞がここまで売れていないのはインターネットの出現によるもの。
インターネットならその場で見て欲しいと思ったものをスピーディーに購入できる・・・
・・・って、今更こんな当たり前のことを書いてもしょうがないので結論。
CNETの記事でほぼ結論が書いてあったので引用。
電子雑誌はともするとビューアーの機能に眼が行ってしまいがちだが、ビジネスモデルの根幹はコンテンツの内容と広告モデル、そしてコンテンツの内容に基づく他のビジネスへの広がりをどのように築くことができるかがポイントになるだろう。
雑誌で紹介された物品をすぐに購入できるサービスやコンテンツの内容にマッチした広告、それもダイナミックに変更挿入される広告などが考えられ る。そして広告の効果測定の技術が組み込まれることにより紙媒体とは決定的に違う、広告主にとってより理想的な媒体に成長する可能性がある。
(CNET JAPANより)
・・・ってことだと思う。
オンラインを使ってPRをして、リアルな雑誌購入につなげるってのはちょっとアナログすぎるし、そもそも買わないって。
電子媒体として成長していくのであればこれからなので、その成長過程においてまずはオンラインメディアと組んでやっていけばよいと思う。
たとえば広告収入等を分配してもよい。
こんな展開がもっと高まりだしたら、ユーザーのネット滞在時間はどんどん長くなって消費は加速するはず。
雑誌・新聞のコンテンツ力は確かなので、うまくオンラインで活かす方法を考えていくべきですね。
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