おおっ!GREEがとうとうマザーズ上場ですね!
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0811/13/news087.html
数年前、mixiにユーザー数をサクッと抜かれた時、「ああ・・・終わったな・・・」と思ったこともありました。
当時は大してサービスの違いが無かったのでmixiが台頭してきたことに疑問も感じていました。
僕は今でも、当時のmixiとGREEの差は「色」だったんじゃないかなって思ってます。
GREEの涼しげな青色に比べて、mixiのオレンジ色は暖かさとPOPさがあり、親近感が湧く色だったんじゃないでしょうか。
もちろんそれだけが原因ではないですが。
mixiに首位の座を譲ってからのGREEの展開は実際目を見張るものがあった。
さっさとモバイルSNSの方向にシフトし、特にKDDIとの提携による「au one GREE」を展開したことはPR、リ・ブランディングという意味でもかなり大きかった。
ついでに言うと、auで展開することで、auユーザーに多い若年層を取り込むことができたことも大きい。
(100万人突破も「au one GREE」への展開後でした)
ただ、通常のSNSがこのように突然アバターやゲームをメインとしたSNSへ転換することは難しい。
突然のアバタープロフへの変換はユーザーの混乱を招いた。(突然自分の写真がデフォルトアバターに変わってた。)
しかし、今思えばそれ位のショック療法が必要なメディアだったのかもしれない。
その後、モバイルをメインに様々な企画を打ち出していくが、特に「釣り」のゲームや「クリノッペ」というキャラを育てるゲームは、今までのSNSでは無かった展開で注目を集め、そのゲームの中毒性にかられたユーザーがページビューに貢献した。
(釣りのゲームなんてモバゲーが真似をしたぐらいだ。)
そしてGREEは課金制の導入など色々と機能を付加し、完全にゲーム中心のSNSへと移行していく。
これが功を奏した形となったと言えるだろう。
あぁ、あとテレビCM効果によるユーザー数増加も。
GREEのリリースはこちら(会員数の増加傾向とか属性とか見れます。)
http://www.gree.co.jp/news/press/2008.html
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