メディアパブさんで紹介されてたのですが、興味深かったので紹介。
モルガン・スタンレーがサンフランシスコで行われたWeb2.0 Summitで使用した資料がslideshareに上がっているのでembed。
その中からいくつかピックアップ。
まず最初はこの図から。
全体的に広告費が減ってきていることがよくわかる。
もちろん景気の影響もあるけれど。
日本でも同じ状況ですよね。
「やばいやばい」という声が代理店各社など色んなところから聞こえてきますが、そんなに心配することでもないかなって思ってる。
「広告」が無くなる事は絶対にないから。
これから先、各企業がソーシャル系のサービスを設置して顧客を囲い込む戦略に移ったところで、そのもの自体を広告していかなくてはならないし、媒体を通さずにブランディングする時代なんて来ない。
あと、これは単純な疑問だけど、「消費」と「広告」は比例するのかな。
「景気が悪くなって消費が減るから広告を減らす」っていうのは正しい論理なのかな。
ちょっとあらためて考えたいと思う。
次の図。
いわゆるポータル系とソーシャル系のシェア率。
たぶんある時期(近い将来)でクロスするんじゃないかな。
それにしてもMSNはやばい。
次の図はCPM(Cost Per Mile)※に関する図。
※CPMとは1000インプレッション当たりの価格のこと。
全体のインプレッションが上がり、CPMがどんどん下がってきている。
これが何を意味するかというと、いわゆるメガ媒体でないと広告モデルのビジネスはかなり厳しいということだ。
日本で言うと、ヤフーを始めとして、mixiやモバゲーが単価をどんどん下げるために、中堅以下のメディアにとってかなり辛い状況が生まれていること。
(mixiは最近単価をちょっと上げたけど)
次の図は、意外にも日本のモバイル/PCの使用状況について。
日本がモバイルでのインターネット利用に関しては先導していて、PCとほぼ差が無くなっている事を表している。
だからと言って、日本でのモバイルビジネスの展開(特に海外からの輸入)はかなり難しいことはみんなわかってるんだろうな。
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