リトアニア共和国の雑誌広告の事例です。
ページをめくると、女性の乳首の部分が引き裂かれるんですが、まるで赤ちゃんがかじってしまったように見せる事例。
母乳を与えてる期間はこうやって怪我をすることが多いから、そんな時は薬を塗ろう、というもの。(塗り薬ですよね?)
面白いですね。
男からしたら、雑誌をめくったあとにちょっと悔しくなりますよね・・・
Armila Garmastan - Torn nipple - press, Lithuania
(Adlandより)
リトアニア共和国の雑誌広告の事例です。
ページをめくると、女性の乳首の部分が引き裂かれるんですが、まるで赤ちゃんがかじってしまったように見せる事例。
母乳を与えてる期間はこうやって怪我をすることが多いから、そんな時は薬を塗ろう、というもの。(塗り薬ですよね?)
面白いですね。
男からしたら、雑誌をめくったあとにちょっと悔しくなりますよね・・・
Armila Garmastan - Torn nipple - press, Lithuania
(Adlandより)
まずはこの広告を見てください。
(http://commercial-archive.com/node/146364より)
この広告が何を表わしているかわかりましたか?
実はこれOrgan Donor Foundation(臓器提供基金)のドナー登録を促す広告なのです。
真ん中には英語でこう書かれています。
「Becoming a donor is probably your only chance of getting inside her」
(ドナーになることがたぶん彼女の中に入る唯一のチャンスだよ)
つまりこういうことです↓
お前、こんな美女とはセックスできないぞ。ドナーになれば彼女の中に入れるチャンスはあるけどね。
人の生死に関わるシリアスな事を面白おかしくコピーにしてしまうのはどうでしょうか?
このコピーを肯定する人もいるかとは思いますが、とにかく注目されれば何やってもいいんですかね。
広告って、そういうものではないと思います。
自分の襟を正すいいコピー例でしたけどね。
CNET JAPANより。
http://japan.cnet.com/marketing/story/0,3800080523,20383762,00.htm
ビデオリサーチインタラクティブ(VRI)、オールアバウト、NTTレゾナント、マイクロソフト、ヤフーの5社が「ネット広告バリューインデックス(Net Ad Value Index、略称NAVI)プロジェクト」を発足させました。
前々から動きはありましたが、ネット広告の価値を高めていく、そして世に知らしめていくという意味において、これはすごくいい動きだと思っています。
というのも前回春に発表した資料がかなりいいものだったから。
インターネット広告出稿によるブランディング効果3つの法則
http://help.goo.ne.jp/pdf/20080421.pdf
かなりクリック至上主義になってしまっているネット広告ですが、この資料はインプレッションにも意味があることを説明しています。
僕もモバイル広告に携わっていて、やはり色々とこの業界に対する不平不満はあります。
それは広告の出し方だったり、クライアントのモバイル広告に対する間違った認識だったりするのですが、そういった状況を打破していくには、いちメディアがあーだこーだ言うのではなく、様々なメディアがスクラムを組んで取り組んでいかなければならない、メッセージを発信していかなければならないと思っています。
結局できてないけれど、去年ぐらいからずっとそれを考えていて、モバイルメディアの広告担当者を一同に集めて、今のモバイル広告の流れ、クライアントの認識を変えられるような取り組みをしていきたいと思っていました。
いや、ホントやりたいです。
話長くなっちゃいましたが、今回のプロジェクトは楽しみだなぁ。
いい方向に進めばいいんだけど。
メディアパブさんで紹介されてたのですが、興味深かったので紹介。
モルガン・スタンレーがサンフランシスコで行われたWeb2.0 Summitで使用した資料がslideshareに上がっているのでembed。
その中からいくつかピックアップ。
まず最初はこの図から。
全体的に広告費が減ってきていることがよくわかる。
もちろん景気の影響もあるけれど。
日本でも同じ状況ですよね。
「やばいやばい」という声が代理店各社など色んなところから聞こえてきますが、そんなに心配することでもないかなって思ってる。
「広告」が無くなる事は絶対にないから。
これから先、各企業がソーシャル系のサービスを設置して顧客を囲い込む戦略に移ったところで、そのもの自体を広告していかなくてはならないし、媒体を通さずにブランディングする時代なんて来ない。
あと、これは単純な疑問だけど、「消費」と「広告」は比例するのかな。
「景気が悪くなって消費が減るから広告を減らす」っていうのは正しい論理なのかな。
ちょっとあらためて考えたいと思う。
次の図。
いわゆるポータル系とソーシャル系のシェア率。
たぶんある時期(近い将来)でクロスするんじゃないかな。
それにしてもMSNはやばい。
次の図はCPM(Cost Per Mile)※に関する図。
※CPMとは1000インプレッション当たりの価格のこと。
全体のインプレッションが上がり、CPMがどんどん下がってきている。
これが何を意味するかというと、いわゆるメガ媒体でないと広告モデルのビジネスはかなり厳しいということだ。
日本で言うと、ヤフーを始めとして、mixiやモバゲーが単価をどんどん下げるために、中堅以下のメディアにとってかなり辛い状況が生まれていること。
(mixiは最近単価をちょっと上げたけど)
次の図は、意外にも日本のモバイル/PCの使用状況について。
日本がモバイルでのインターネット利用に関しては先導していて、PCとほぼ差が無くなっている事を表している。
だからと言って、日本でのモバイルビジネスの展開(特に海外からの輸入)はかなり難しいことはみんなわかってるんだろうな。
友達のブログで紹介されていたslideshareの資料がよかったので紹介。
PRとSEOが密接な関係を持つことも、検索ロボットにクロールしてもらうようにすることも必要なことはわかっていたんだけど、あらためて再認識した。
以下、気になったところメモ。
Push型とPull型の区別
Push PR
Newswire
RSS
Pitching/Blogger Relations
Social Media Engagement
Pull PR
Standard Search
News Search
Blog Search
Media Search
だからPull=SEO
で、効果的なSEOをするために必要なことが、プレスリリースの最適化だったり、ニュースページの最適化だったりする。
あと、SEOはpart毎に最適化はできない。holisticにやらなくてはならない。
最後のまとめいいな。
・Journalists increasingly rery on search and social media
・Create,optimize and promote news content to reach consumers AND journalists
・Best practices news optimization is holistic & strategic - not based on a single tactic
今回はメディアにとっての売り込みツールといえる媒体資料の作成方法について書いてみたいと思います。
媒体資料(メディアガイド)は広告ビジネスをするにあたり、最も重要なツールになります。
媒体資料の内容いかんで広告が入るか入らないかが決まると言っても過言ではありません。
作成に当たり、まずは以下のことを行いましょう。
≪他媒体の媒体資料を分析しよう。≫
⇒媒体資料を作成する上で他社の媒体資料の分析はかなり重要です。
理由1:媒体紹介から広告メニュー一覧まで一連の作成方法が理解できる。
理由2:代理店・メディアレップが混乱しないように他媒体とある程度トーンを合わせる必要があるから。
理由3:他媒体の各メニューの料金を知ることができる。それによっておおよそのCPCがわかる。
≪構成を意識しよう≫
⇒各社様々な様式で媒体資料は作成されていますが、概ね以下のような構成になっています。
1、媒体紹介
⇒主にサービスの内容を書きます。大手のサービスだと競合情報を載せることもあります。他には画面キャプチャ、機能紹介などする媒体もあります。
2、各種データ
⇒ユーザーデータ(セグメント内訳)や、PV(日別、月間)、ユーザー数・PV数の増加率・成長推移など
3、広告メニュー一覧
⇒ここには以下の内容を一覧で記載します。
①メニュー名
②期間
③掲載箇所
④形式(ピクチャーorテキスト)
⑤保証形態
⑥対応キャリア
⑦セグメント
⑧単価
⑨数量
⑩料金
想定CTRを記載するケースもあります。ただし、これを記載するとCPCを計算されてしまうのであまりオススメはしません。
実際、クライアントによってCTRは大きく変わってくるので。
結局、提案時に代理店・レップから聞かれるので、その際は提案するクライアントに近い同業他社の実績値(もしあれば)を伝えましょう。
4、広告メニュー詳細
⇒ここは一覧で記載した各メニューの詳細を記載します。
画面キャプチャを貼って実際の掲載位置を明示しましょう。
5、原稿規定
⇒入稿時にややこしくなるのでしっかりと記載しましょう。特に注意する点は以下の通り。
<全体>
・キャリア別URLの設定
・キャリア別の原稿指定
・差し替えはOKか、また何回までOKか
<テキストの場合>
・文字数
・半角英数・カナ
・絵文字、機種依存文字
<ピクチャーの場合>
・サイズ、何KBまで可か
・「CLICK!」を入れる必要があるか
・アニメーションGIFはOKか、またループ回数は何回までOKか
6、広告掲載規約
⇒実はここはものすごく重要です。各社の媒体資料を参考に作成しましょう。
特に「広告掲載基準」の内容はとても重要です。
例えば、消費者金融クライアントや出会い系クライアントはOKとするのかです。
また業種によっては制限的に可とする場合も記載する必要があります。
(例えば、TVCMを出稿している大手消費者金融に限るなど)
以上、簡単ではありますが媒体資料について書いてみました。
たまに媒体によっては広告メニューだけしか記載していないパターンもありますが、とても不親切だと思います。
あくまでも媒体資料が一人歩きしても理解できるような資料にしておくことが重要ですし、実際代理店を通じて、こちら側が知らない人の手にどんどん渡っていくので、その部分を意識しましょう。
魅力的な媒体資料に仕上げることで、自分たちの管轄外から急に提案がくることも珍しくないですし、それだけビジネスチャンスが広がるということです。
あ、一つ書き忘れてましたが、通常媒体資料は三ヶ月クールで変更します。
なので、今は10~12月の媒体資料が飛び交っています。
次クールの作成に関しては、大抵、1ヶ月~1ヶ月半前が多いです(その時期に代理店に渡す)
次回は・・・考えてませんでしたが、何か書きます。
Web担当者Forumの記事を読んでいたらとてもいいことが書いてあったので引用。
人々の趣味趣向が多様化し、受け取る情報の量が急激に増え、メディアが多様化し、そして人々は広告に慣れて賢くなっています。今はそんな時代だということを理解すれば、「マスでごっそりと広くメッセージを告げる」が効くのは一部の消費財だけであり、ほとんどの場合はセグメントに合ったコミュニケーションのデザインが必要なんだというのは、好むと好まざるとにかかわらず、わかるはずでしょう。そして、そのコンタクトポイントの選定やコミュニケーションのデザインにおいて、マス広告かネット広告かというのは、選択の結果でしかないんですよね。
さらにその方向性を推し進めると、「クロスメディア」という考えも、ある意味では否定することになります。
というのも、メディアミックスやクロスメディアというと、複数のメディアを組み合わせることが前提となっていますよね。しかし、前述のコミュニケーションデザインの考え方でいくと、扱うメディアが複数かどうかも、どうでもいい話なんです。ラブレターを届けたい相手によっては、それが最適ならば1つのコンタクトポイントだけでいいはずなんです。複数のメディアを組み合わせるのは、あくまでもコンタクトポイントを複数使うのが効果的な場合に利用する手段であり、それを目的としてしまうのは筋が違うということなんです。(ネット広告/マス広告とかの区別よりも、大切なのはコミュニケーションデザインでは?より引用)
「明日の広告」でも似たようなことが書かれていてはっとさせられました。
確かに「メディアミックスでさぁ」とか「クロスメディアの展開でさぁ」とか広告をプランニングする時に当たり前のように話していますが、確かにどうでもいい話ですね。
大切なことは・・・
①どういったクライアントか
②クライアントのニーズは?
③アプローチしたい相手は?
・・・を知った上で、アプローチしたいターゲットとのコンタクトポイントを見つけ、確実に訴求していくこと。
僕はずっとモバイルメディアの中で広告のプランニングをしてきたが、ここ数ヶ月とても違和感を感じることがあった。
それがまさに上に書いたことで、クライアントによっては、モバイルで訴求するよりもテレビ・雑誌の方がいい場合もある。
でもモバイルメディアを生業としている以上、何らかの提案をしなくてはならないし、それが売上につながるのであればやらなくてはならない。たとえそれが良い効果につながらないとしても。
そんなことに嫌気がさしてしまうのは僕の「ビジネス」に対する甘さだったり弱さだったりする。
しかし、会社の売上どうこうではなく、もう少し広い視野で見た場合、やはりリアクションの薄そうなコンタクトポイントでの広告は打ってはいけない。
広告は広告を打ちたいクライアント、受け皿となるメディアがあってこそ成り立つものであり、その受け皿が間違った方向に進めば進むほど、クライアントは財布の紐をきつくするようになる。
特に、まだまだ無限の可能性が広がっているネット・モバイル広告において、クライアントをがっかりさせてはいけない。
だからといって、案件がきたら提案をしなくてはならないのがメディアの宿命。
僕を含め、メディアの人間は何とかストーリーを作り、無茶なタイアップを行ったりしなくてはならないのだ。
この流れを変えられるのは少なくともメディアではない。
クライアントが気づくか、代理店が変えていくしかない・・・と今は思っている。
(もちろんメディアが色々な広告の出し方を考えることは必要だが)
的確なコンタクトポイントで的確なターゲットに向けて広告を打つこと、それが「明日の広告」につながるのではないだろうか。
そして、僕は代理店に転職する・・・・予定だ。
10月20日は「新聞の日」って知ってました?
その新聞の日にちなんで、昨日読売新聞の紙面にモデル4名のフルカラー全面広告×4面が掲載されたようです(買えなかった・・・)
しかも47都道府県でそれぞれ違うカットという手の込んだもの。
モデル4名のラインナップはこんな感じ↓
西山茉希、峰えりか、矢野未希子、道端ジェシカ
ただ、このプロジェクトテーマがいまいちしっくりこない・・・
新聞広告とエンターテインメントを融合させたプロジェクト「シンブンテイメント」
うーん・・・何がしたいんだろう。
新聞をまた盛り上げたいのかな?
それとも、新聞広告がこれからもっとエンタメ要素を盛り込んでキャッチーになって、ウェブともつながってどんどんクロスメディアしていきますとかかな?
まぁ電通さんも絡んでることだし、これからの動きに注目ですね。
で、見れなくて残念と思ってたらサイトができていて、全部の広告が見れました。
僕のオススメは当然マキちゃんです。これは神奈川ver.
しかも、この広告が写真集になって発売するそうです。
僕は早速マキちゃんの写真集を予約してしまいました。
予約はこちら↓
YOMIURI ONLINE
・・・あ、もう普通にこのプロモーションの術中にハマってたね。
「overtureとかadwordsとかなんなの?」って言ってる人はまだまだ多い。
いや、むしろちゃんと理解している人のほうが少ないだろう。
WEB業界にいるとついつい知ってて当たり前のように感じるが、その姿勢は大きな間違いであり、WEBの世界のことをしっかりと広めていくことは、WEB業界の人間にとって自分たちの利益につなげるためにはマストであり、また使命でもある。
たまたま記事で詳しく「検索連動型広告」が取り上げられていたので、よく知らない人のためにリンクを貼っておきます。
キーワード広告初心者におくる、6つのQ&A/今さら聞けない!「検索連動型広告」
検索連動型広告に関しては、基本知識を得た上で、実際に使ってみることが最も理解につながると思う。
ただ、一人でセットしてまわすのは本当に大変なので気をつけましょう。
日本ロレアルがMSNのTOPページでインパクトの強いバナー広告を打っています。
右サイドバーに掲載されている広告にマウスオーバーさせるとこのようにアニメーション広告が始まります。
マスカラを塗るアクションに合わせて、MSN上の各文字がboldになります。
で、シャワーで流すと落ちると↓
30秒ぐらいのアニメーションになってますが、これは面白いですね。
僕がこうしてブログで取り上げているように、様々なブログで取り上げられていました。
ただ、それをバイラル効果と一言で言い表していいとは思わないですけどね。
なぜなら、こうやって記事として取り上げているブロガーさん達はネット業界に精通している方が多く見受けられました。
皆さん、「PRの一つの手法」という目線でこの広告を見てますよね。
もちろん、そういった広がりがこの業界を面白くしていくのですが。
僕もそういう目線で見てしまっていますが、目線を本来のコンシューマーにシフトしてみます。
ITproの記事で、ロレアルのプロダクトマネージャーはこのように述べています。
日本ロレアルのコンシューマー プロダクツ事業本部メイベリン ニューヨーク マーケティング グループ プロダクト マネージャーの秋庭美穂氏は今回のバナー広告制作に当たり、「今までの化粧品の広告にはないようなクリエーティブによって、新しさ、インパクトを伝え、か つ商品特徴とその商品によって達成できるかもしれない体験を訴求しながら、見ていて面白い、楽しい、といった感情に働きかける」ことを目指したという。
確かに今までの女性向け化粧品ではあまり見受けられなかった形ですね。
そもそも女性向けなのにアメコミチックなイメージはあまり見る機会はありません。
そういった意外性で目を引きつつ、さらにわかりやすくメッセージを伝えている。
一回見ただけで「マスカラ」「落ちにくい」「でもシャワーでしっかり流せる」という最も伝えたいことは伝わってきます。
これこそブランディングですね。
昨今、いわゆるナショナルクライアントがどんどんWEB上でこのようなインパクトの強い広告を打つようになってきました。
しかも、このロレアルのように今までのブランドイメージからは想像できないような広告展開をするケースも少なくありません。
今までのクライアントが求めるWEBでの広告展開はどうしても「ユーザーをその場で刈り取る」、顧客獲得という目的ばかりが先行し、「記憶」に残す、つまりブランディングの部分が欠けているように感じていました。(モバイル広告ではそれが顕著ですね)
しかし、最近はこのようなケースも増え、AISASで言うところの「Atenssion」「Interest」の部分にも重きが置かれるようになってきました。
テレビやラジオでの「Atenssion」「Interest」とはまた違う、その先にある「Search」や「Action」、「Share」にスムーズにつながる。
そこがWEBプロモーションの強みですよね。
長くなりましたが、このような「Atenssion」「Interest」をどれだけ増幅させるか、そこを突き詰めて考えていく。これも一つの広告スタイルなのではないかと思いました。
今回紹介したMSNでのキャンペーンはこちら
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